西区竹の台の戸建住宅へ玄関錠の修理に伺いました。
キーで開けようとしても空回りするのか開かない時があるとのことです。
考えられる原因は色々ありますが、ディスクシリンダーでキー先端の摩耗かU9以降のシリンダーだと取付ビスの緩みなどで結合が甘くなっているというのが有力候補でした。
現在のカギの詳細を伺うとU9シリンダーのようでしたのでネジの緩みかと思って伺ったのですが実際にはネジ類の緩みも無く結合には全く問題ありませんでした。
たたし、扉内の錠ケースのバネが折れておりキーでもサムターンでも手応え無くスカスカの状態です。施錠、解錠は問題無く出来ますが手応えが無いのでキーで開けた際にキーを戻しすぎて半分施錠状態になるようです。(家の方に使ってみてもらうと再現しました)
予想外の不具合でしたが現場で部品交換等させて頂き復旧いたしました。
この度はご依頼頂きましてありがとう御座いました。
お電話などでお問合せ頂いた時になるべく早く概算価格などを出すためにドアを見て頂くことがあります。
口頭や文章での説明が難しいこともありますので、玄関ドアでよくお尋ねする記号類のポイントをまとめてみました。
余裕があれば、見ておいて頂けると助かります。

先日、当店が加盟しているカギ屋さんの団体「兵庫県錠前技術者防犯協力会」の勉強会として三木市にあります株式会社ミヤナガさんで研修をして頂きました。
金物の町三木市にあるミヤナガさんはコンクリートドリル、ホールソー、超硬工具などを製造販売している企業でカギ屋さん、設備屋さん、電機屋さんなどで現場で製品を使っておられる方も多いかと思います。
そのミヤナガさんの本社敷地内に製品を試せる建屋があり、そこで研修をして頂きました。
研修内容はホールソー類とコンクリートドリルの使い方や商品の説明及び実際に製品を使っての穿孔体験でした。私たちが普段から使っている工具ですが、改めて使い方などを勉強させて頂きました。
また、現場でも便利そうな超硬ステップドリルも試すことが出来ました。よく切れて便利です。
タイルへの穿孔も試させて頂きました。マンションの共用部などで工事をされる方には興味深い商品かと思います。
ポリクリック、エスロックシリーズなども実際に使わせて頂きました。カッター部など部品交換が出来るのが非常に経済的で便利です。
ミヤナガさんのホールソー類はいくつも持っていましたが、ポリクリック、エスロックも持っていました。と言いますか、ミヤナガさんの製品と知らずに使っており他の会員さんに教えてもらいました。
帰ってから工具箱を探すと、研修で見たのと同じシャンク部分とカッター部分がしっかりありました。カタログには載っていない形のシャンクもありますが、恐らくモデルチェンジ前の物でしょう。
特殊な用途でしか使っていなかったのですがもっと使わないともったいないですね。カッター部分だけですと超硬でも高くないので普段使っているサイズも買い足そうとおもいます。
22名も受け入れて頂いたミヤナガ様、ありがとう御座いました。おかげさまで良い勉強会が出来ました。
